施設警備は、百貨店やショッピングセンターなどの商業施設、オフィスビル、病院、空港、学校などの公共施設で、施設内で火災や犯罪などを未然に防ぐ、防犯および防災を担う警備業務のことです。

中小規模の施設では警備員が常駐することはせずに、定期的に契約施設を巡回して警備業務を行うこともありますし、大きな施設は警備員が常駐することが多いのが特徴です。

また、警備業法により施設警備の仕事は、仕事に就く前に30時間ほどの研修を受ける必要があります。だから、施設警備のお仕事は短期での募集はほとんどなく、基本的には長期の募集となります。

雑踏警備は、お祭りやイベントなどで人が多く集まってごったがえす場所で事故の発生や人々がケガをしないように警戒し防止する警備のお仕事です。

具体的な警備業務は、人員の整理や誘導、案内などとなります。お祭りやイベントをスムーズに実行できるように、大きな事故を防ぐことが雑踏警備の一番重要な業務です。

実際に、お祭りやイベントで死傷者が数百人も出るような大きな事故が発生したこともあり、雑踏警備はますます催事の際には重要になってきています。

また、雑踏警備の資格・検定に関しては「雑踏警備業務検定（1級・2級）」が行われていますので、バッチリ検定を受けて資格を持つことが大切です。

鉄道警備は、電車をお客様が「安全・快適」にご利用いただけるよう、各駅の駅構内の巡回や電車に乗車するお客様へのご案内などを行う警備業務のことです。

各沿線における駅の構内を巡回し、不審者や不審物がないかなどの確認や、改札口の周辺での立哨警備（起立したまま周囲を監視すること）を行っております。また、足が不自由で車椅子をご利用しているお客様や、身体の不自由なお客様に対する乗車のお手伝いや階段の昇り降りのお手伝いも行います。

時には、電車のご利用に不慣れなお客様や、その地域に関してあまり詳しくないお客様へのご案内も行います。